〜生命保険を利用して納税資金を準備するメリットとは〜
相続税対策の一つである「納税資金対策」の切り札となるのが、この生命保険を活用した対策です。では具体的に生命保険を活用するメリットにはどのようなことがあるのでしょうか。
■どのように活用するのか。
そもそも生命保険とは、加入している被保険者が死亡した場合に、「死亡保険金」が受取人に対し支払われる保険商品です。この死亡保険金をそのまま納税資金に充てる方法が、生命保険を活用した納税資金対策の基本的な仕組みです。
■どんなメリットがあるのか
①非課税枠が活用出来る。
死亡保険金には次のような非課税枠があります。
◎500万円×法定相続人の人数
そのため、この金額の範囲内に納まる保険商品を予め選んで加入しておけば、事実上、非課税で多くの納税資金を贈与してもらったのと同じような効果を生み出す事が出来るのです。
②相続財産とは別扱いになる。
相続発生後、被相続人の預金口座などは遺産分割協議が確定するまでは原則お金を引き出したり、名義を変更する事は出来ません。そのため、万が一相続税の納税期日である10ヶ月後までに遺産分割協議が合意に至らない場合は、相続人各人が独自に納税資金を準備しなければなりません。そのような場合についても、死亡保険金については遺産分割協議とは関係なく保険の契約時に設定した「受取人」に支払われますのでとても安心です。
また、これを上手に利用して、各相続人に対する遺産分割対策としての活用も可能です。
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