2024.2.28
令和6年3月1日より、戸籍等の広域交付制度が始まります。
これまで、本籍地の役所でしか取得できなかった戸籍謄本が、本籍地以外の役所でも取得できるようになるため、相続などで戸籍を収集する際に大変便利になります。
取得できる戸籍は、戸籍謄本や除籍謄本、改製原戸籍謄本も含まれますが、戸籍の内容が一部しか記載されていない一部証明や戸籍抄本は取得できません。
また、本人と配偶者、直系尊属、直系卑属の戸籍は取得できますが、兄弟姉妹の戸籍は取得できませんので注意が必要です。
相続において、ご兄弟が相続人である場合は行政書士等の専門家に相続人確定を依頼することをお勧めします。
2024.6.28
遺言書の重要性
金融機関の解約・名義変更や不動産の名義変更等、相続の手続を行う際は相続人全員で遺産分割協議を行う必要があります。 具体的には、金融機関に提出する「相続届」、遺産分割協議書への署名や実印の捺印などが必要なのですが、相続人の数が多い場合や、不明な相続人がいる場合、又は相続人同士の関係…
2024.5.30
樺太の戸籍
相続人を確定するためには、故人の生まれてから亡くなるまでの全ての戸籍謄本を確認する必要がありますが、本籍地を樺太に置いておられた方については戸籍の収集ができないケースがあります。 ただ、以下の村の戸籍については一部戸籍簿が外務省にて保管されているとのことです。 大泊郡知床村 戸籍…
2024.4.30
令和5年度行政書士試験3
令和5年度行政書士試験結果につき、行政書士研究センターホームページに詳細が掲載されています。 令和5年度は大阪府で受験した3,907名の内、14.59%にあたる570名、全国でも受験者数46,991名の内13.98%にあたる6,571名が新たに合格されています。 行政書士試験は、…