2022.6.29
先日、テレビ番組で芸能人の空き家問題が取り沙汰されていました。
平成30年の時点で日本の空き家の数は846万戸にのぼり、大きな社会問題になっています。
相続の場面では、親の遺した不動産が空き家になるケースが多く、相続不動産の処分は相続人の負担となることがあります。
空き家の売却については、古い建物の取壊し費用などが売買代金に比べて高額になることがあり、なかなか売却に踏み切れずに空き家のまま放置される事が多いようです。
相続した家屋を売却する場合、一定の要件のもと、税制面の優遇が受けられたり、逆に相続対象の不動産を相続せずに放置していると罰則があるなど、不動産を放置しておくとデメリットが多くなりますので、空き家を相続する場合は注意が必要です。
2024.11.30
令和6年度行政書士試験
今年も行政書士試験の季節がやってきました。 今年は11/10(日)に全国の会場で行政書士試験が行われました。試験は択一式・選択式・記述式の方式で60問出題されますが、相続に関する問題は毎年数問程度です。 試験結果は令和7年の1/29に発表になるそうです。 試験問題は一部を除き、「…
2024.10.30
自筆証書遺言書保管制度
自筆で書いた遺言書は、紛失や改ざんなどのリスクがあります。 そのリスクを無くすために、法務局で遺言書を預かってくれる制度があります。 この制度を利用すると、遺言書の紛失・改ざんのリスクがなくなる他、亡くなった後に家庭裁判所で行われる遺言書の検認手続きが不要になるなど、多くのメリッ…
2024.9.30
名寄帳
故人が不動産を所有していた場合、その不動産は相続の対象となります。 どこにどのような不動産を持っているのか確認するときは、毎年役所から送られてくる固定資産税の課税明細書を確認するか、お手持ちの権利書を確認することになります。 ただ、不動産によっては、固定資産税などの税金が課されて…