2022.6.29
先日、テレビ番組で芸能人の空き家問題が取り沙汰されていました。
平成30年の時点で日本の空き家の数は846万戸にのぼり、大きな社会問題になっています。
相続の場面では、親の遺した不動産が空き家になるケースが多く、相続不動産の処分は相続人の負担となることがあります。
空き家の売却については、古い建物の取壊し費用などが売買代金に比べて高額になることがあり、なかなか売却に踏み切れずに空き家のまま放置される事が多いようです。
相続した家屋を売却する場合、一定の要件のもと、税制面の優遇が受けられたり、逆に相続対象の不動産を相続せずに放置していると罰則があるなど、不動産を放置しておくとデメリットが多くなりますので、空き家を相続する場合は注意が必要です。
2023.8.31
数次相続
被相続人が死亡した後、遺産分割を行う前に相続人の1人が亡くなり、次の相続が発生してしまうことを「数次相続」といいます。 この時、最初の相続を「一次相続」といい、後の相続を「二次相続」といいます。 数次相続が発生すると、手続きが複雑になるほか、二次相続の被相続人は一次相続での相続分…
2023.7.31
簡易の相続手続き
故人が金融機関に残した預貯金などを、相続手続きで解約する場合、以下のような書類・手続きが必要になります。 ・相続人の全員が確認できる戸籍(故人の出生~死亡の戸籍) ・相続人全員の印鑑証明書 ・相続人全員の署名及び実印による捺印 等 しかし、残された預貯金の額が少ない場合など、金融…
2023.6.30
相続放棄の注意
配偶者と子供が相続人の場合、財産をすべて配偶者に相続させるために子供が相続放棄の手続きをとることがあります。 この時、相続放棄が成立するとその子供は初めから相続人出なかったことになる為、故人の両親や兄弟が新たに相続人となる場合があります。 相続手続きにおいては、両親や兄弟の署名や…