2015.3.26
消費税の申告を簡易課税で行っている事業者は、売掛金入金の際に振込手数料を負担している場合に注意が必要です。
簡易課税制度は、計算の際、売上関係のみ計算要素としますので、仕入れや経費に関しては、関係ありません。
そこで、売掛金の入金の際、負担している手数料をどのように経理しているかで節税となります。
たとえば、100万円の入金の際、振込手数料が540円ひかれて振り込まれたとします。
(預金) 999,460 (売掛金)1,000,000
(支払手数料)540
上記のような仕訳をした場合、消費税の申告の際に、売り上げに係る対価の返還等に係る税額の計算を忘れがちです。
よって、次のようにしましょう。
(預金) 999,460 (売掛金)1,000,000
(売上値引)540
また、次のような仕訳も考えられます。
(預金) 999,460 (売掛金)1,000,000
(売上)540
上記の場合は、絶対に売り上げに係る対価の返還等に係る税額の分について漏れることはありませんが、計算の方式は、まず総額(値引き前)でしないといけないこととなっていますし、課税標準計算の際に、千円未満が切り捨てられますので、原則的な方式で計算したほうが絶対お得です。
2026.9.1
借方・貸方の仕組み
会計における借方・貸方の仕組みは、複式簿記という記帳方法の中心となる考え方です。複式簿記では、すべての取引を「増えたもの」と「減ったもの」の二面から記録し、帳簿の整合性を保ちます。まず、仕訳では左側を借方、右側を貸方とし、どの取引でもこの位置は変わりません。借方には主に資産や費用…
2026.7.2
「資産」「負債」「純資産」「収益」「費用」とは
企業の会計では、経営状態や経営成績を把握するために、「資産」「負債」「純資産」「収益」「費用」という5つの基本要素が用いられます。これらを理解することは、財務諸表を読み解くうえで非常に重要です。 まず資産とは、企業が保有する経済的価値のある財産や権利のことです。現金や預金、売掛金…
2026.6.4
単式簿記と複式簿記
単式簿記と複式簿記は、いずれも企業や個人が取引を記録するための会計手法ですが、その記録方法や得られる情報の範囲に大きな違いがあります。 単式簿記は、主に現金の増減や収入・支出を一つの視点から記録する方法です。家計簿や小規模事業者の簡易な記帳に用いられることが多く、記録が比較的簡単…