2017.12.11
先日車でなんとなく国会中継を聞いていたら、税制改正の議論で年金に対する課税を強化するという内容がありました。
年金以外の収入のある人たちについては、その控除を縮小しようとする改正です。
公的年金は、掛金と給付は直接結びついているわけではありません。
現役世代が払う掛け金はあくまでも現在給付を受けている世代のための掛金といわれています。
その面から言うと、一部の裕福な年金給付世代に年金を支える世代のお手伝いをしてほしいというのはある意味わかる話です。
しかし、それらの年金のみに頼らない生活をしている裕福な人たちは、ある意味真面目に無駄遣いせず、老後を考えて生活してきた人でもあるわけで、その人たちの年金の課税を強化するというのは、かわいそうな話かもしれません。
これは、年金とは何かということを考える上で、いろいろな取り方があるかと思います。
その国会中継の中で、公的年金つまり厚生年金などの年金以外の民間の生命保険会社の年金はどうするのかという質問がありましたが、
生命保険会社の年金まで課税を強化するのは無理じゃないかなと思いました。
生命保険会社の年金はある意味貯金みたいなもので、現状では、掛金と給付金額の差額に課税されています。つまり、この低金利が当たり前の状況ではほとんど差額はないわけです。
この年金にまで課税を強化するということはマイナスの貯蓄商品を生命保険会社は売ることになるわけですから、生命保険会社も掛け金を払っている国民も反対するでしょう。
掛金と給付が直接結びつく生命保険会社の年金と掛金と給付が直接結びつかない公的年金を混同した議論だと思いました。
2026.7.2
「資産」「負債」「純資産」「収益」「費用」とは
企業の会計では、経営状態や経営成績を把握するために、「資産」「負債」「純資産」「収益」「費用」という5つの基本要素が用いられます。これらを理解することは、財務諸表を読み解くうえで非常に重要です。 まず資産とは、企業が保有する経済的価値のある財産や権利のことです。現金や預金、売掛金…
2026.6.4
単式簿記と複式簿記
単式簿記と複式簿記は、いずれも企業や個人が取引を記録するための会計手法ですが、その記録方法や得られる情報の範囲に大きな違いがあります。 単式簿記は、主に現金の増減や収入・支出を一つの視点から記録する方法です。家計簿や小規模事業者の簡易な記帳に用いられることが多く、記録が比較的簡単…
2026.5.22
会計の分野について
会計の分野は、主に財務会計・管理会計・税務会計の三つに分類され、それぞれ異なる目的と役割を持ちながら企業活動を支えています。 まず、財務会計は、企業の経営成績や財政状態を外部の利害関係者に報告することを目的としています。株主や投資家、取引銀行、取引先などが主な利用者であり、貸借対…