2017.12.11
先日車でなんとなく国会中継を聞いていたら、税制改正の議論で年金に対する課税を強化するという内容がありました。
年金以外の収入のある人たちについては、その控除を縮小しようとする改正です。
公的年金は、掛金と給付は直接結びついているわけではありません。
現役世代が払う掛け金はあくまでも現在給付を受けている世代のための掛金といわれています。
その面から言うと、一部の裕福な年金給付世代に年金を支える世代のお手伝いをしてほしいというのはある意味わかる話です。
しかし、それらの年金のみに頼らない生活をしている裕福な人たちは、ある意味真面目に無駄遣いせず、老後を考えて生活してきた人でもあるわけで、その人たちの年金の課税を強化するというのは、かわいそうな話かもしれません。
これは、年金とは何かということを考える上で、いろいろな取り方があるかと思います。
その国会中継の中で、公的年金つまり厚生年金などの年金以外の民間の生命保険会社の年金はどうするのかという質問がありましたが、
生命保険会社の年金まで課税を強化するのは無理じゃないかなと思いました。
生命保険会社の年金はある意味貯金みたいなもので、現状では、掛金と給付金額の差額に課税されています。つまり、この低金利が当たり前の状況ではほとんど差額はないわけです。
この年金にまで課税を強化するということはマイナスの貯蓄商品を生命保険会社は売ることになるわけですから、生命保険会社も掛け金を払っている国民も反対するでしょう。
掛金と給付が直接結びつく生命保険会社の年金と掛金と給付が直接結びつかない公的年金を混同した議論だと思いました。
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