アシスト合同事務所

スタッフブログ

スタッフブログ

2021.8.3

誰の戸籍から集めるか

前回、相続手続には大きく三つのパートに分かれると書きました。

第一に相続人の確定。

第二に相続財産の確定。

第三に遺産の分割 です。

今回は相続人の確定について書きたいと思います。

相続人の確定は、戸籍の収集で行います。戸籍にはその人の婚姻や出生などが書かれています。

戸籍を通してその人の血縁関係や婚姻関係を辿り、該当する人物を探し出す……というのが相続人確定のざっくりとした説明です。

相続人確定に必要な戸籍の範囲、つまり誰の・どのような戸籍を集めればよいのか? というのは場合によって異なりますが、

すべてにおいて共通するのは「亡くなった方の出生から死亡の戸籍」です。

相続手続において、戸籍というのはいわば人生の物語で、主人公は亡くなった方、相続人というのはその物語に登場する登場人物です。

よって相続人確定においては、なによりも先に、亡くなった方の出生から死亡の戸籍を収集することが求められます。

 

 

吉岡 茉奈美

この記事を書いた人

吉岡 茉奈美