2021.12.17
誰が財産を受け取る権利を持つのか――つまり相続人の確定が終わると、いよいよ財産の分配の手続きに入っていきます。
当然、相続人以外に分配するわけにもいかないので、手続には戸籍謄本が一式必要です。
財産が多ければ多いほど、手続きは多岐にわたります。
では複数の手続きを同時進行したいとき――たとえば銀行の解約と不動産の登記を同時に進めたいときは、
相続人確定に用いた戸籍を複数用意すればいいのでしょうか?
それではあまりにもお金と時間の無駄です。
このような場合、法務局が発行する法定相続情報一覧図の取得をお勧めします。
法定相続情報一覧図は、登記所(法務局)に相続人確定に用いた戸除籍謄本と、相続関係を一覧に表した図(法定相続情報一覧図)を提出することで交付されるものです。
これらは、いわば相続人確定に用いた戸籍一式の束の代わりになるものなので、その後の相続手続にも利用できます。
法定相続情報一覧図は、法務局が無料で何枚でも交付してくれますので、複数の手続きを進めたいときにはぜひご利用ください。
2022.6.7
ライフスタイルと長電話
時折、気晴らしに友人と長電話をします。 コロナ禍で、映像ツールがより一般的になりましたが、あえて声のみの手段を選ぶのは、その手軽さゆえです。 見栄えや恰好を気にせず、いつでもどこでも、声が出せる状況さえあれば大丈夫な点が、個人的に気に入っています。 先日も友人と楽しんでいたのです…
2022.5.10
外字の作り方
相続に限らず、法律関係全般の業務に言えることかもしれませんが、とかく私たちの業務で気を遣うのが人の名前です。 手続上、戸籍や公的書類と全く同じ表記でなければならないことが多々あります。以前に記事で書いた法定相続情報などがまさにそうで、戸籍と全く同じ表記を要求されます。 ごく普通の…
2022.4.1
文章の書き方
毎月ブログを書かせていただいております。 最初のうちは書く内容もいくつか思い浮かび、その中から取捨選択する……という形でしたが、回を重ねた今となっては手持ちのカードも切れつつあるのが現状です。 どのようなことを書けばいいのか、毎度悩みながらキーボードを叩いています。 あまり書くの…