2025.3.17
海外在住の相続人がいる場合
ご相続人の中に海外在住の方(日本国籍)がおり、日本在住の方へ不動産の名義変更をしたい場合。 通常、不動産を受取らない方については、遺産分割協議書に加えて戸籍謄本と印鑑登録証明書が必要ですが、海外在住の方は印鑑登録証明書がないのでお困りになるのではないでしょうか。 この場合、公証役…
2025.3.16
意外と身近な相続トラブル
相続手続きにおいて、『我が家はもめるほど財産がないから大丈夫』と思われている方は非常に多いですが、相続トラブルは、相続財産が多いことで発生するわけではありません。 実際、令和3(2021)年司法統計年報によると、裁判所に遺産分割の事案で持ち込まれた件数の総数は6934件で、遺産の…
2025.2.28
戸籍にフリガナが記載されます
令和7年5月27日より、戸籍法(昭和22年法律第224号)の一部改正を含む「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部を改正する法律」が施行されます。 これにより、戸籍にフリガナが記載されることになります。 この制度が始まると、役所から戸籍に記載す…
2025.2.26
医療費控除
確定申告真っ只中です。医療費控除を受ける方も多いと思いますが、予防接種は医療費控除の対象にはなりませんのでお気をつけください。
2025.2.22
登記識別情報の取り扱いについて
不動産の相続登記が完了すると、新たに『登記識別情報』というものが発行されます。 以前でいう『権利証』と同一のもので、用紙の下部がミシン目で隠されており、その中に12桁の番号(文字・数字)が記載されています。 『権利証』のように冊子のなっているものではなく、一枚の紙になりますので、…
2025.2.14
特別代理人選任申立
親権者である父又は母が,その子との間でお互いに利益が相反する行為(これを「利益相反行為」といいます。)をするには,子のために特別代理人を選任することを家庭裁判所に請求しなければなりません。 また,同一の親権に服する子の間で利益が相反する行為や,未成年後見人と未成年者の間の利益…
2025.1.30
令和6年度行政書士試験結果
昨年の11月に行われた令和6年度の行政書士試験の試験結果が発表されました。 今回の試験は、受験者数47,785名と前回より794名多かったのですが、合格者は6,165名と前回より406名少なかったそうです。 また、最年長の合格者は81歳、最年少の合格者は13歳の方だそうです。 &…
2025.1.21
2025年の節分は2月2日
節分は毎年2月3日だと思いこんでいました。もともとは「立春、立夏、立秋、立冬」の各前日が節分とされていたそうですが、現代では「立春」の前日が節分と定着したそうです。 立春の日を定めているのは国立天文台で、太陽が天球上を通る経路を等角に分割した座標である、太陽黄経(たいようこうけい…
2025.1.19
相続手続きにおける行政書士業務について
相続手続きにおいて、行政書士ができること。 主なものは、以下の通りです。 ・相続人確定(戸籍謄本等の取得) ・相続関係図や法定相続情報の作成 ・金融機関の相続手続き ・自動車の名義変更 ・遺産分割協議書の作成 ・遺言書作成のサポート 令和6年3月1日から戸籍謄本等の…
2025.1.13
成人(18才)になって出来ること・出来ないこと
2022年4月1日施行の改正民法により、成人年齢が18才に引き下げられました。 これにより、親の同意を得なくても、様々な契約出来るようになりました。 但し、飲酒や喫煙、競馬などの公営競技は、これまで通りに20才になるまでは禁止という扱いになっています。 これらについては、多くの方…