2022.7.31
相続財産に不動産がある時、「どのように相続するのが一番良いか?」とのご質問をお受けすることがあります。
遺言書がない場合、遺産分割協議によって相続人で自由に話し合って分割内容を決めることができるため、不動産をどのように相続するかは重要な課題となります。
例えば相続税がかかる場合、控除が受けられるかどうかや、支払うべき税金の額なども大切です。
しかし、最も大切なのは「その不動産を『最終的に』どうしたいのか」です。
相続人のどなたかが子々孫々引き継いでいく。すぐに売却してお金で分配する。すぐには売却しないが、後々は売却する。等々
不動産の相続は、一度登記をしてしまうと、元に戻すのは非常に困難です。ご遺族の事情やご希望に合わせ、将来のことまで見定めて慎重にお話合いをすることが重要です。
2024.6.28
遺言書の重要性
金融機関の解約・名義変更や不動産の名義変更等、相続の手続を行う際は相続人全員で遺産分割協議を行う必要があります。 具体的には、金融機関に提出する「相続届」、遺産分割協議書への署名や実印の捺印などが必要なのですが、相続人の数が多い場合や、不明な相続人がいる場合、又は相続人同士の関係…
2024.5.30
樺太の戸籍
相続人を確定するためには、故人の生まれてから亡くなるまでの全ての戸籍謄本を確認する必要がありますが、本籍地を樺太に置いておられた方については戸籍の収集ができないケースがあります。 ただ、以下の村の戸籍については一部戸籍簿が外務省にて保管されているとのことです。 大泊郡知床村 戸籍…
2024.4.30
令和5年度行政書士試験3
令和5年度行政書士試験結果につき、行政書士研究センターホームページに詳細が掲載されています。 令和5年度は大阪府で受験した3,907名の内、14.59%にあたる570名、全国でも受験者数46,991名の内13.98%にあたる6,571名が新たに合格されています。 行政書士試験は、…