2023.1.29
税務署から「相続税についてのお尋ね」という書類が届いたことがあるでしょうか?
税務署は、
①役所へ提出された死亡届から亡くなった事実を把握
②固定資産税評価証明書を基に故人の所有不動産を把握し、相続税がかかるかを判定
➂国税庁のデータベースで故人にどれぐらいの財産があったのか推定
これらを基準に該当する者へ「相続税についてのお尋ね」書類を送ります。
何とも重要そうな書類なので、この書類が届くと ほとんどの方は書類に記入して返送するとのこと。
この書類を無視すると税務署からマークされることとなりますので、
しっかりと返送しましょう。
また、「相続税についてのお尋ね」書類が届いたとしても、
相続税の申告を税理士に依頼している場合は、税理士が申告書を提出するので、
この書類は無視しても問題ないです。
相続について不安がある場合は、税理士に相談されることをお勧めします。
2024.6.13
相続税の申告に関わる事務業務に就いて思うこと
相続が開始することによって、相続税の申告期限までに さまざまな工程を経て、最終的に申告書の控え書類を相続人へお返しします。 相続人と直接お会いすることはなくても、お電話でお話したり、手続き上、必要な書類のやりとりなどを行います。 相続税の申告が初めてで、複雑な書類に…
2024.5.30
相続財産が未分割の場合の申告について
相続が発生してから10ヶ月以内に相続税の申告と納税を行わなければならないが、相続財産が分割されなかった場合、 相続税の申告期限が延長されることは無いので、各相続人が法定相続分の割合に従い、 財産を取得したものとして相続税の計算をし、申告と納税を行うことになります。 また、その際に…
2024.4.29
被相続人の銀行口座凍結
ご家族がお亡くなりになると、あらゆる相続手続きが必要となります。 その例として、被相続人が銀行口座をお持ちの場合、どこかのタイミングで口座凍結しなければなりません。 被相続人の銀行口座にある預貯金は相続財産であるため、相続税の課税対象となります。 もし、口座凍結をしないと被相続人…