2022.10.31
当座貸越は、定期預金などを担保として、普通口座の残高が不足した場合に
自動的に借入できる仕組みのことです。
当座貸越には、「一般当座貸越」と「専用当座貸越」の2種類があります。
両者の大きな違いは、当座預金と連動するかどうかです。
一般当座貸越の場合は当座預金と連動し、
当座預金の残高が不足すると自動的に借入されます。
一般当座貸越は、当座預金口座を作成して小切手の利用が可能となる制度です。
加えて、自動口座引落の結果として口座残高がマイナスとなっても、
利息を支払うことを条件に、限度額の範囲内であれば金融機関が立替をする契約になります。
専用当座貸越は預金口座や当座預金とは別で「当座貸越勘定(融資専用口座)」を設定し、
支払伝票や専用のキャッシュカードから借入や返済を行います。
当座貸越では、継続してもらえない場合が最も問題になります。
継続してもらえなかった場合、利用中の借入は期限までに全額返済しなければなりません。
資金が必要で当座貸越を頻繁に利用する人は決算状況が悪くなっている場合も多く、
そうなると継続してもらえない可能性が高くなってしまいます。
決算が悪いから当座貸越を使っているわけですから、全額返済するお金はまず無いでしょう。
かといって銀行側もいきなり強硬な手段に出るようなことはせず、
継続はしないが残額をそのままにして分割返済、または利息支払だけとするいわゆる
「リスケ」対応をするのが良くある流れです。
リスケをしていると、当然新規融資を受けることはまず不可能になりますので、
当座貸越の継続については十分注意が必要です。
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