2024.4.25
インボイス制度の「自動販売機特例」は、税込3万円未満の取引となる物品購入でのインボイス交付・保存義務が免除される措置です。
自動販売機特例の対象には、自動販売機による飲食料品の販売、コインロッカーやコインランドリー等によるサービス、金融機関のATMによる手数料を対価とする入出金サービスや振り込みサービスのように、いずれも「機械装置のみにより代金の受領と資産の譲渡等が完結する」という要件を満たしていなければなりません。
自動販売機特例を使えばインボイスがなくても帳簿への記載だけで仕入税額控除ができます。
自動販売機特例の帳簿の記載事項
① 課税仕入れの相手方の氏名・名称
② 取引年月日
③ 取引内容
④ 対価額
⑤ 課税仕入れの相手方の住所・所在地
⑥ 特例の対象となる旨
*ただし、「課税仕入れの相手方の住所・所在地」の記載は不要となる見直し案あり。
2025.6.20
キャンセル料と消費税
キャンセル料には解約に伴う事務手数料とするものと、解約に伴い生じる逸失利益(本来は得られるはずだった儲け)に対する損害賠償金とするものがあります。 解約手続などの事務手続きを行う役務の提供に対する対価と考えられるキャンセル料は、課税の対象となります。 ホテルや飲食店のキャンセル料…
2025.5.20
単発バイトの源泉徴収
「源泉徴収税額表」に基づいて源泉徴収が行われます。源泉徴収税額表には、「月額表」と「日額表」の2種類があり、日雇雇用や短期雇用で、日給もしくは時間給で支払われている場合で雇用される期間が2か月未満の場合「日額表」の「丙欄」が適用になり、9,300円未満までは源泉徴収が不要になりま…
2025.4.24
郵便切手類の消費税
郵便局や、コンビニ等の郵便切手類販売所で購入した場合は非課税取引になりますが、金券ショップ、チケットショップ等で購入した場合、課税取引になります。