2020.11.19
2020年1月からの基礎控除の引き上げと給与所得控除の引き下げが決定しました。
所得控除のうちの一つである「基礎控除」は、職業や扶養者の有無に関係なく誰でも一律で受けられる控除です。これまでは所得にかかわらず一律38万円でしたが、今回の改正により10万円引き上げとなり、原則48万円になりました。
高所得者については合計所得が2,400万円超~2,450万円以下だと32万円、2,450万円超2,500万円以下だと16万円と段階的に引き下げられ、2,500万円を超えると控除はゼロになりました。
「給与所得控除」は、給与所得者の給与から一定額を控除する仕組みです。会社員等の給与所得は収入から給与所得控除を引いて計算します。
今回の改正で、その給与所得控除が原則10万円の引き下げになりました。
「控除が原則10万円の引き下げ」と聞くと、税金の負担が増したように感じますが、一般的な会社員の場合は、先ほど解説した基礎控除とこの給与所得控除の両方が適用になります。基礎控除が10万円引き上げられるのに対して給与所得控除が10万円の引き下げとなるため、実質的にはプラスマイナスゼロで、税金の負担に影響なしということになります。
2024.4.25
インボイス 『自動販売機特例』
インボイス制度の「自動販売機特例」は、税込3万円未満の取引となる物品購入でのインボイス交付・保存義務が免除される措置です。自動販売機特例の対象には、自動販売機による飲食料品の販売、コインロッカーやコインランドリー等によるサービス、金融機関のATMによる手数料を対価とする入出金サー…
2024.3.25
信号機の特別運用
先日、テレビで「大阪府警の取り組みで大阪市内の6つの幹線道路で土日祝日の日中の間、『信号機の特別運用』により制限速度以下で走行すると、青信号が続く仕組みとなっている」のを実際に試されていました。13個めまで青信号が続いていました。 スムーズに運転できると、燃費も良くなり、ストレス…
2024.2.26
スマホで確定申告
スマホで確定申告ができるようになり大変便利になりました。職場で年末調整を済ませ、マイナンバーカードがあれば、マイナンバーカードを読み込ませれば情報が反映され、源泉徴収票をスマホのカメラで撮影して取り込めば入力する必要がありません。ふるさと納税などの寄附控除と医療費控除くらいであれ…