2013.11.13
前期が黒字で、この調子で業績が向上すると思って、役員報酬をやっとあげることができたが、予想よりも業績は向上せず、赤字に終わってしまう。こんな事が良くあります。特に、税務に関する知識のある経営者は、税金を払うぐらいなら、役員報酬で利益を減らしたいはずです。
しかし、予想より上向きにならなかった業績は、来期の目標として、今回の赤字で、前期以前の税金を取り戻しましょう。
青色申告をしている中小企業の法人であれば、前期以前の法人税を今期の赤字で通算して還付を受ける事が可能です。
ということは、思ったより黒字で利益が出て法人税を思ったよりも多く払わなければならない場合でも、その次の期に赤字が出るくらい役員報酬を取れば、還付が可能となるのです。これは、ある意味後出しの節税対策といえるのではないでしょうか。
もちろん、税金を還付するので、税務署としては、税務調査をおこなう事になります。繰り戻し還付をおこなった場合には、高確率で税務調査がおこなわれます。
調査がいやであれば、還付請求はせず、そのまま、この赤字は、来期以降繰越され、繰越控除の対象となります。
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