2014.3.23
贈与税の課税方法の一つに相続時精算課税制度があります。
初めて相続時精算課税制度により贈与税の申告を行う場合には、贈与税の申告書と一緒に下記の書類を贈与税の申告期限までに提出しなければなりません。
1.受贈者(贈与を受ける者)の戸籍謄本その他の書類で、受贈者の氏名、生年月日、特定贈与者の推定相続人であることが証明できるもの
2.受贈者の戸籍の附票その他の書類で、受贈者が20歳になった時もしくは平成15年1月1日以後の住所等を証明できるもの
3.特定贈与者(贈与をする者)の住民票その他の書類で、特定贈与者の氏名、生年月日を証明できるもの
4.特定贈与者の戸籍の附票その他の書類で、特定贈与者が65歳になった時もしくは平成15年1月1日以後の住所等を証明できるもの
5.相続時精算課税選択届出書
なお、上記1~4の書類により証明することができない場合は、相続時精算課税制度の適用を受けられないことになるので注意しましょう。
2024.5.6
所得税の手続 定額減税②
令和6年6月から実施される定額減税について、個人1人につき所得税3万円と住民税1万円の減税枠が設けられていることにより、様々な収入を得ている下記のような注意が必要となります。 1.同時に複数の会社からの給与収入がある場合 給与収入に係る定額減税については、扶養控除申告書等の提出し…
2024.4.3
所得税の手続 定額減税①
令和6年度の税制改正により令和6年6月の給与計算から令和6年分の所得税について定額減税が実施されることになりました。 この定額減税は、個人1人につき所得税で年3万円と住民税で年1万円の減税枠が設けられており、その範囲内で所得税と住民税の控除が受けられるという制度です。 なお、定額…
2024.2.29
所得税の手続 NISA制度の注意点
令和6年1月1日から新NISA制度が開始されましたが、下記の点についてNISA制度を利用するにあたり注意する必要があります。 1.NISA制度の対象とならない投資商品 国債や地方債などの特定公社債や公募の公社債投資信託の受益証券は、「つみたて投資枠」、「成長投資枠」の対象となりま…