2013.8.15
遺言執行者とは、遺言書の内容を具体的に実現する者のことを言い。
遺言書の内容・趣旨に沿って、相続人の代理人として名義変更など各種手続を行います。
遺言執行者は通常、遺言書の中で遺言者の指定した者が指定されます。
指定がない場合は、家庭裁判所に申し立てることにより、指定します。
民法1010条
遺言執行者がないとき、またはなくなったときは、家庭裁判所は、利害関係人の請求によってこれを選任することができる。
遺言執行者がいなくても遺言書通りに相続手続が可能なものもありますが、
認知や推定相続人の廃除・取消については遺言執行者が必要で、もし遺言執行者がいないときは、
遺言執行者を選任する必要があります。
行政書士法人 アシスト合同法務事務所 柑本 洋介
2018.4.30
換価分割
換価分割(かんかぶんかつ)とは、不動産など複数人で分けにくい財産を現金に換えて、分け合う方法のことを言います。 遺産が現金や預貯金の場合は、1円単位で分けることが出来るので、分割しやすいですが、不動産などの場合は、均等に分け合うのが困難です。 このような場合は、換価分割の方法を選…
2017.11.25
相続人になれない?
法定相続人であっても相続人になれないケースがあります。 (相続人の欠格事由) 民法第891条 次に掲げる者は、相続人となることができない。 一 故意に被相続人又は相続について先順位若しくは同順位にある者を死亡するに至らせ、又は至らせようとしたために、刑に処せられた者 二 被相…
2015.12.11
戸籍の請求③
戸籍等を郵送で請求する場合は定額小為替が必要となりますが、 この定額小為替は郵便局(ゆうちょ銀行)で購入します。 50円、100円、150円、200円、250円、300円、350円、400円、450円、500円、750円、1000円の12種類があり、 必要な金額を購入します。 ※…