2022.4.28
お仏壇や仏具、お墓などは「祭祀財産」と呼ばれ、一般的な他の財産と異なり、分割することなく相続人の1人がまとめて承継することとなります。
また、祭祀財産は相続財産の対象とならないため、相続税を支払う必要はありません。
墓地の承継については、多くの場合は寺院や霊園で管理されていうお墓の承継になりますので、そこの規定に従って承継することになります。ただし、故人が所有している土地(自宅や山林など)にお墓を建てている場合は、通常の相続手続きと同じように不動産の名義変更手続きが必要になりますので注意が必要です。
民法
第896条(相続の一般的効力)
第897条 (祭祀に関する権利の承継)
2023.4.30
戸籍謄本等の電子申請
マイナンバーカードをお持ちの方は、戸籍の全部(一部)事項証明書や、住民票などの証明書をコンビニなどで取得することができますが、加えてパソコンやスマートフォン、タブレット端末などからオンライン申請を行うこともできます。 例えば大阪市の場合、スマートフォン用アプリ「スマートOSAKA…
2023.3.31
不動産の評価証明書
相続などで不動産の名義変更を行う際、法務局に提出する書類の1つに対象不動産の「評価証明書」があります。 相続による不動産登記手続きの場合、相続の発生が数年前であったとしても、評価証明書は登記手続きを行う年度のものが必要になります。 評価証明書は市役所・役場の固定資産税の窓口にて請…
2023.2.27
戸籍謄本の提出省略
令和元年5月24日に成立した、戸籍法の一部を改正する法律(令和元年法律第17号)により、様々な手続きの際に提出が必要だった戸籍謄抄本の提出が省略できるようになります。 法務省のHPによると、児童扶養手当の支給事務、 国民年金の第3号被保険者(被保険者に扶養されている主婦など)の資…