2018.2.12
相続により事業を承継した場合、その事業で使用している固定資産について減価償却費を計算する必要があります。
この相続により取得した固定資産の減価償却費の計算については、通常の減価償却費の計算の取扱いと異なります。
1.固定資産の取得価額 → 被相続人が購入した取得価額
2.固定資産の取得時期 → 相続の開始があった日
3.固定資産の未償却残額(残りの償却可能額) → 被相続人の未償却残額
4.固定資産の耐用年数 → 被相続人の減価償却費の計算の基となった耐用年数
5.減価償却の方法 → 相続の開始の時期により定額法と旧定額法、旧定率法と250%定率法、200%定率法の償却費の計算方法が異なります。
2024.5.6
所得税の手続 定額減税②
令和6年6月から実施される定額減税について、個人1人につき所得税3万円と住民税1万円の減税枠が設けられていることにより、様々な収入を得ている下記のような注意が必要となります。 1.同時に複数の会社からの給与収入がある場合 給与収入に係る定額減税については、扶養控除申告書等の提出し…
2024.4.3
所得税の手続 定額減税①
令和6年度の税制改正により令和6年6月の給与計算から令和6年分の所得税について定額減税が実施されることになりました。 この定額減税は、個人1人につき所得税で年3万円と住民税で年1万円の減税枠が設けられており、その範囲内で所得税と住民税の控除が受けられるという制度です。 なお、定額…
2024.2.29
所得税の手続 NISA制度の注意点
令和6年1月1日から新NISA制度が開始されましたが、下記の点についてNISA制度を利用するにあたり注意する必要があります。 1.NISA制度の対象とならない投資商品 国債や地方債などの特定公社債や公募の公社債投資信託の受益証券は、「つみたて投資枠」、「成長投資枠」の対象となりま…