2017.12.18
通常、法定相続人と言えば民法の話になり、遺言が無ければ財産は通常法定相続人で分割します
(ちなみに、時々勘違いされる方がいらっしゃいますが、法定相続”分”例えば配偶者なら2分の1等は、
あくまで相続人に備わる権利であって、その通り=その割合で必ずしも分け無ければならない、という
ものでは無く、相続人間で任意に協議・調整が可能です)。
ただ、世の中には法律がたくさんありまして、民法とは別に税法(相続税法等)なる法律もございます。
相続税の計算(控除対象者の人数等)は民法上の法定相続人の数とは異なる事例も存在します。
勘違いで思ったよりたくさんの税金がかかって驚かないよう、養子がいらっしゃる等相続関係が複雑な
場合は専業者=税理士さんにお尋ねになることをお勧めします。
2020.5.20
遺産分割
法律で相続人ごとに割合は決められていますが、遺産分割協議はこれに優先 します。割合を気にされる方が時々いらっしゃいますが、協議がつけばどの ように分割しても構わないわけです。これは遺言書がある場合にも言えます、 遺言書に登場する人物全員で協議がつけば、遺言書に必ずしも従わなくても…
2020.4.20
法定相続情報交付不可
利用の範囲が広がりつつある法定相続情報、不動産登記や銀行 の手続きを皮切りに相続税申告(但図式型)や家庭裁判所の手 続き、保険会社も保険金請求の資料として多くの会社で利用可 能となってきました。死亡後の汎用な手続きの中で現在なお使 用不可能なのが(公的)年金の手続きと言えるでしょ…
2020.3.20
不動産評価2
権利者であるお母様あるいはお父様がお持ちの不動産の 評価額がいくらぐらいかご存知でしょうか。また預貯金 資産がおいくらぐらいか併せてご存知でしょうか。都市 部に大きな土地をお持ちの場合は、お子様が少し関心を 持っていただく必要がありそうです。 預貯金資産が少ない場合、高い土地の評…