アシスト合同事務所

スタッフブログ

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2014.8.17

名寄せ

名寄せ
相続財産の調査において被相続人名義の不動産・預貯金を探索するには、名寄せが効果的です。

不動産
固定資産税の通知書や相続人の情報によって不動産の場所を特定した上で、市区町村役場で固定資産の「名寄帳」を取り寄せます。
名寄帳とは、その市区町村における不動産課税者リストであり、未登記の建物も記載されています。(ただし、免税点以下の課税されない不動産物件は個人の納税通知書には記載されません。)名寄帳で不動産の存在を確認したら、続いて不動産の登記簿謄本と固定資産税の評価証明書を取り寄せて不動産の現状を確認します。

預貯金
預貯金については、通帳等の書類から、取引金融機関を特定し、その金融機関に対して相続の開始を告げた上で名寄せを依頼します。金融機関における名寄せにより、被相続人のその金融機関における他の取引状況を確認することができます。

                         行政書士法人アシスト合同法務事務所 森 崎

森崎 琢磨

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森崎 琢磨