2020.8.2
相続税の申告や更正の請求をする場合、被相続人から相続等により取得した全ての財産をもとに相続税を計算するため、他の相続人等が被相続人から生前に贈与を受けた財産のうち一定のもについても相続税の計算に含める必要があります。
このように他の相続人等が被相続人から生前に贈与を受けた財産について、贈与税の申告をしているかどうかの確認を税務署で確認することができます。この手続きを贈与税の申告内容の開示請求手続といいます。
この手続きは、被相続人の住所地を管轄する税務署が請求の窓口となり、請求の際には、遺産分割協議書や遺言書、戸籍謄本などの書類が必要となります。
請求の時期は、被相続人が死亡した年の3月16日以後に請求を行うこととなります。
2024.5.6
所得税の手続 定額減税②
令和6年6月から実施される定額減税について、個人1人につき所得税3万円と住民税1万円の減税枠が設けられていることにより、様々な収入を得ている下記のような注意が必要となります。 1.同時に複数の会社からの給与収入がある場合 給与収入に係る定額減税については、扶養控除申告書等の提出し…
2024.4.3
所得税の手続 定額減税①
令和6年度の税制改正により令和6年6月の給与計算から令和6年分の所得税について定額減税が実施されることになりました。 この定額減税は、個人1人につき所得税で年3万円と住民税で年1万円の減税枠が設けられており、その範囲内で所得税と住民税の控除が受けられるという制度です。 なお、定額…
2024.2.29
所得税の手続 NISA制度の注意点
令和6年1月1日から新NISA制度が開始されましたが、下記の点についてNISA制度を利用するにあたり注意する必要があります。 1.NISA制度の対象とならない投資商品 国債や地方債などの特定公社債や公募の公社債投資信託の受益証券は、「つみたて投資枠」、「成長投資枠」の対象となりま…