2016.11.22
NPO法人は、NPO法に定める活動を行うのが目的で設立されます。
もともと非営利で自由な活動を目的に作られた法律ですから、その行う事業が、非営利であれ、法人税法に規定する収益事業に該当するか否かはNPO法では、考えられていません。
よって、NPO法人が行う本来の非営利の事業であっても、収益事業に該当する場合は、法人税の申告をする必要があります。もちろん赤字であるとしてもです。
NPO法人がホームレス対策として、ホームレスから有償で住居を貸し付けたことに対する法人税の課税処分について、争われました。NPO側はホームレスに対する住居の貸付は、行政側の要請でしたものであるとして、収益事業に該当しないと主張しましたが、東京地裁は、NPO側の主張を認めず、その課税処分は適正としました。
2026.7.2
「資産」「負債」「純資産」「収益」「費用」とは
企業の会計では、経営状態や経営成績を把握するために、「資産」「負債」「純資産」「収益」「費用」という5つの基本要素が用いられます。これらを理解することは、財務諸表を読み解くうえで非常に重要です。 まず資産とは、企業が保有する経済的価値のある財産や権利のことです。現金や預金、売掛金…
2026.6.4
単式簿記と複式簿記
単式簿記と複式簿記は、いずれも企業や個人が取引を記録するための会計手法ですが、その記録方法や得られる情報の範囲に大きな違いがあります。 単式簿記は、主に現金の増減や収入・支出を一つの視点から記録する方法です。家計簿や小規模事業者の簡易な記帳に用いられることが多く、記録が比較的簡単…
2026.5.22
会計の分野について
会計の分野は、主に財務会計・管理会計・税務会計の三つに分類され、それぞれ異なる目的と役割を持ちながら企業活動を支えています。 まず、財務会計は、企業の経営成績や財政状態を外部の利害関係者に報告することを目的としています。株主や投資家、取引銀行、取引先などが主な利用者であり、貸借対…