2016.11.22
NPO法人は、NPO法に定める活動を行うのが目的で設立されます。
もともと非営利で自由な活動を目的に作られた法律ですから、その行う事業が、非営利であれ、法人税法に規定する収益事業に該当するか否かはNPO法では、考えられていません。
よって、NPO法人が行う本来の非営利の事業であっても、収益事業に該当する場合は、法人税の申告をする必要があります。もちろん赤字であるとしてもです。
NPO法人がホームレス対策として、ホームレスから有償で住居を貸し付けたことに対する法人税の課税処分について、争われました。NPO側はホームレスに対する住居の貸付は、行政側の要請でしたものであるとして、収益事業に該当しないと主張しましたが、東京地裁は、NPO側の主張を認めず、その課税処分は適正としました。
2026.9.30
仕訳帳と総勘定元帳
仕訳帳と総勘定元帳は、複式簿記における「主要簿」と呼ばれる中心的な帳簿であり、企業の取引を正確に記録し、決算書を作成するための基礎となるものです。両者は密接に連動しており、それぞれ異なる役割を担っています。 仕訳帳とは 仕訳帳は、企業で発生したすべての取引を 時系列(発生順) に…
2026.9.30
取引と仕訳
会計の取引と仕訳は、企業活動を数値で正確に記録するための基本的な仕組みです。取引とは、企業の経済活動によって資産・負債・純資産・収益・費用のいずれかが増減する出来事を指し、商品販売、仕入、借入、給与支払などが典型例です。これらの取引を体系的に記録する方法が「仕訳」であり、複式簿記…
2026.9.1
借方・貸方の仕組み
会計における借方・貸方の仕組みは、複式簿記という記帳方法の中心となる考え方です。複式簿記では、すべての取引を「増えたもの」と「減ったもの」の二面から記録し、帳簿の整合性を保ちます。まず、仕訳では左側を借方、右側を貸方とし、どの取引でもこの位置は変わりません。借方には主に資産や費用…