2023.4.1
令和5年度改正におけるインボイス制度
2022年12月に発表されたインボイス制度の変更点・経過措置について、免税事業者がインボイス発行事業者を選択した場合、納税額を売上税額の2割に軽減する特例の経過措置が設けられました。 この特例についてはインボイス制度開始前(2023年10月1日より前)から課税事業者を選択している…
2023.3.31
確定申告の手続 財産債務調書制度等の改正
令和4年度の税制改正により令和5年分以後の財産債務調書の提出義務者や提出期限について変更が行われました。 1.提出義務者の変更 ① 改正前 退職所得を除くその年分の所得金額の合計額が2,000万円超え、かつ、その年12月31日における3億円以上の財産又は1億円以上の国外転出特例対…
2023.3.31
不動産の評価証明書
相続などで不動産の名義変更を行う際、法務局に提出する書類の1つに対象不動産の「評価証明書」があります。 相続による不動産登記手続きの場合、相続の発生が数年前であったとしても、評価証明書は登記手続きを行う年度のものが必要になります。 評価証明書は市役所・役場の固定資産税の窓口にて請…
2023.3.30
自動車の相続税評価
被相続人が所有していた自動車は、相続財産の一部として相続税評価の対象となりますが、 相続税評価についての特定の算出規定はありません。 そのため自動車の場合、「一般動産」として相続税評価を計算します。 自動車の売買価格の調べ方としては、≪年式や走行距離の近い同等車種≫…
2023.3.14
墓地や墓石の購入での相続税対策
お墓の生前購入は、相続税対策の一つとして有効とされています。被相続人が所有していた財産のうち、墓地や墓石は祭祀財産として、相続税が課税されない“非課税財産”となり、相続税は課税されません。生前(相続開始前)に墓地や墓石を購入しておくと、その分相続税が課税される現預金が減り、相続税…
2023.2.28
チャットボット(ふたば)とは?
チャットボット(ふたば)とは 国税庁が公表している「チャット(会話)」と「ロボット」を組み合わせた AI(人工知能)の税務職員で 一般的な税の相談に自動回答する国税庁のウェブサービス。 パソコンやスマートフォンから土日、 夜間も含め24時間いつでも利用できます。 チャットボットの…
2023.2.27
戸籍謄本の提出省略
令和元年5月24日に成立した、戸籍法の一部を改正する法律(令和元年法律第17号)により、様々な手続きの際に提出が必要だった戸籍謄抄本の提出が省略できるようになります。 法務省のHPによると、児童扶養手当の支給事務、 国民年金の第3号被保険者(被保険者に扶養されている主婦など)の資…
2023.2.27
遺留分とは
遺留分とは、最低限の遺産を相続できる権利のこと。 相続人は誰がどのくらい遺産を相続できるのか、あらかじめ法律で決められています。 しかし、亡くなった方が遺言書を残している場合、財産の分け方について 指定している場合は遺言書が優先となります。 例えば、遺…
2023.2.27
電子申告
個人の方が電子申告する場合、マイナンバーカードが必要となります。 マイナンバーカードがあれば利用者識別番号を入力することなくログインが可能となります。 誤解される人が多いのはこの点で、あくまでも電子申告を利用するためにはあらかじめ利用者識別番号を取得する必要があります。 &nbs…
2023.2.26
所得税の手続 合計所得金額
所得税の改正により令和2年分以降の基礎控除については、納税者本人の合計所得金額に応じて控除額が逓減するように変わりました。 ・合計所得金額が2,400万円以下の場合 ➔ 基礎控除額48万円 ・合計所得金額が2,400万円超2,450万円以下の場合 ➔ 基礎控除額3…