2023.7.29
相続税の申告が必要となり、相続税を納付しなければならないとき、
どのように納付すればよいのか分からないこともありますよね。
次の納付方法があることを参考に、納税手続きに役立てていただければと思います。
1.納付書を掲示し、金融機関で納付する
2.クレジットカードで決済する(国税庁ホームページ、またはe-taxから「国税クレジットお支払サイト」にアクセスして納付手続きを行う)
3.コンビニエンスストア納付する(税務署で「バーコード付納付書」を発行してもらう)
4.税務署の窓口で納付する
1の方法で一括納付が一般的ですが、平日に金融機関に出向くことが困難だったりすると、2.3.の方法が便利ではありますが、それぞれデメリットもあります。
2のクレジット決済では、利用できるカードが決まっていたり、一度の納付金額が1,000万円未満、かつ、決済可能額以下の金額での支払いとなります。また、領収書が発行されない、決済手数料がかかったりします。
3の方法では、納付金額が30万円以下となります。30万円以上の場合は、納税金額に応じて複数の納付書を税務署で発行してもらいます。
4の方法では、申告書を提出した管轄の税務署でしか手続きできません。
3,4の方法だと、いずれにしても税務署まで出向いたり、高額な現金を持ち歩くことになりますので、1の金融機関での納付が一番安全かと思われます。
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