2018.1.27
納税者自身が、勤労学生に該当する場合には、勤労学生控除として27万円の所得控除を受けることができます。
勤労学生とは、その年の12月31日において、下記の要件の全てを満たす人をいいます。
1.給与所得など勤労による所得があること
2.合計所得金額が65万円以下で、上記1の勤労による所得以外の所得が10万円以下であること
3.次のいずれかの学校の学生等であること
① 学校教育法に規定する小中学校、高等学校、大学、高等専門学校など
② 国、地方公共団体、学校法人等により設置された専修学校や各種学校のうち一定の課程を履修されるもの
③ 職業能力開発促進法の規定による認定職業訓練を行う職業訓練法人で一定の課程を履修させるもの
2024.5.6
所得税の手続 定額減税②
令和6年6月から実施される定額減税について、個人1人につき所得税3万円と住民税1万円の減税枠が設けられていることにより、様々な収入を得ている下記のような注意が必要となります。 1.同時に複数の会社からの給与収入がある場合 給与収入に係る定額減税については、扶養控除申告書等の提出し…
2024.4.3
所得税の手続 定額減税①
令和6年度の税制改正により令和6年6月の給与計算から令和6年分の所得税について定額減税が実施されることになりました。 この定額減税は、個人1人につき所得税で年3万円と住民税で年1万円の減税枠が設けられており、その範囲内で所得税と住民税の控除が受けられるという制度です。 なお、定額…
2024.2.29
所得税の手続 NISA制度の注意点
令和6年1月1日から新NISA制度が開始されましたが、下記の点についてNISA制度を利用するにあたり注意する必要があります。 1.NISA制度の対象とならない投資商品 国債や地方債などの特定公社債や公募の公社債投資信託の受益証券は、「つみたて投資枠」、「成長投資枠」の対象となりま…