2013.8.18
「死んだらあげる」という契約の事を『死因贈与』といいます。
死因贈与はあくまで贈与の一種ですので、「死後に財産を贈与する」という意思表示に、もらう人が合意することによって死亡後の財産移転が成立します。
また、相続で財産を受け取る事ができるのは法定相続人だけですが、死因贈与は法定相続人以外の人でも財産を受け取る事が可能です。
死因贈与とよく似た言葉で「遺贈」という言葉があります。
こちらは、遺言によって特定の相手に財産の移転を行う方法で、人の死に起因し財産移転が行われる点では死因贈与と同じです。
ただし、遺贈は死因贈与と違い意思の合致を必要とせず、遺言者の意思表示のみで効力を有します。
そのため、財産を遺贈される人(受遺者)は法定相続人と同様に扱われ、もし遺贈を受けたくないのであれば、放棄する事も可能です。
行政書士法人アシスト合同法務事務所 森崎
2022.5.29
ブログの意味
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2022.4.18
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遺言執行者が死亡した場合、遺言執行者は生前に遺言者が指定する「遺言を実現する人」ですが、遺言執行者が亡くなっている場合は、家庭裁判所に「遺言執行者選任の申立」を行うことができます。「遺言執行者選任申立」は通常、手書きの遺言書で遺言執行者が記載されていない場合などによく利用されるも…
2021.12.27
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専任媒介契約は、一般媒介契約とは異なり契約を結べる不動産会社は1社のみです。ですが、自分で買主を探すことができる直接取引は認められています。また、不動産会社は媒介契約締結後から7日以内に指定流通機構(レインズ)への登録が義務付けられ、依頼主への状況報告は2週間に1回と決められてい…