アシスト合同事務所

スタッフブログ

スタッフブログ

2026.7.11

これって贈与⑨

贈与と相続税の深い関係

兄弟ABは、亡くなったお父さんの相続税申告書を令和6年8月に税務署へ提出しています💻。財産はすべて兄Aが相続した内容になっています。

  • ある日の兄弟の会話
  • 兄A:税務署から「相続税の申告が間違えてるので修正してください」って連絡があった。
  • 弟B:僕は何も相続してないけど、お父さんの財産の何かを隠して申告しなかったりしたの?
  • 兄A:何を言うんだ!相続財産は、二人で一緒に確認して、全部正直に申告したじゃないか😡
  • 兄A弟B:相続税申告の何が間違えているんだろう・・・😥😥

 

二人は、お父さんから毎年150万円の現金を貰っていました。令和6年にお父さんが亡くなるまでの10年間貰っていました。贈与税の申告もきちんとしていました。

  • 兄A:お父さんから贈与を受けたことが何か関係あるのかな
  • 弟B:相続税は、お父さんが亡くなった時に持っていた財産に課税される税金だから、贈与で僕たちが貰った財産(現金)は関係ないんじゃないかな・・・贈与税の申告もきちんとしているし
  • 兄A弟B:そうだよなあ

 

実は、その贈与こそが問題です!!

  • 〇相続税には、贈与加算【生前贈与加算】が法令で定められています。お父さんが亡くなった時にもっていた財産だけで相続税を計算するのではありません。
  • 〇過去にもらった財産(贈与財産)も含めて相続税の計算をすることになります。
  • 〇贈与税の申告をしているとか、贈与税の非課税の範囲内だから、は関係ありません。
  • 〇お父さんから貰った現金こそが、税務署から「申告を修正してください。」と言われた根拠です。
  • 〇昔に貰った財産まで相続税申告の対象にしないといけないの?
  • 〇贈与税の非課税枠(110万円)の範囲で財産を貰ってたのに相続税申告の対象になるの?
  • 〇相続財産を取得していない弟Bまで相続税の申告をやり直さないといけないの?

 

いろいろな疑問が頭に浮かんでくると思いますが、具体的な考え方やいろいろな制度について、次回からのブログでお話させていただきます。贈与と相続税の深い関係📖📖

 

大和英樹

この記事を書いた人

大和英樹