2016.6.6
「破産」と「倒産」の違いについて
よく似ているこの二つの言葉ですが、実は厳密な違いあります。
「倒産」は会社の経営が行き詰まった状態のことを表します。不渡りを出したり、会社更生法の適用を裁判所に申請したりすれば、経営が成立しなくなったという意味で「倒産」になります。
ただし、「倒産」という状態になったというだけであり、会社そのものは存続し、仕事も続けることができます。もちろん、この状態では、まだ会社を再建する可能性があります。
ところが、再建の道が完全に絶たれ、残った資産を処分して債権者で分配することになると、「破産」になります。「破産」すれば会社そのものがなくなるというわけです。
わずかな希望が残っているのが「倒産」、もはや何の希望もなくなった状態なのが「破産」と言えるでしょう。
行政書士法人アシスト合同法務事務所 森 崎
2022.5.29
ブログの意味
ブログの意味 インターネット上に公開されたホームページの一つ、ウェブログWeblogの略称で,ウェブはワールド・ワイド・ウエブ WWW,ログは記録を意味する。ブログを制作・公開する者をブロガー といい、ブロガーによって構成されている世界をブロゴスフィアという。HTMLなどの専門知…
2022.4.18
遺言執行者が死亡した場合
遺言執行者が死亡した場合、遺言執行者は生前に遺言者が指定する「遺言を実現する人」ですが、遺言執行者が亡くなっている場合は、家庭裁判所に「遺言執行者選任の申立」を行うことができます。「遺言執行者選任申立」は通常、手書きの遺言書で遺言執行者が記載されていない場合などによく利用されるも…
2021.12.27
専任媒介契約
専任媒介契約は、一般媒介契約とは異なり契約を結べる不動産会社は1社のみです。ですが、自分で買主を探すことができる直接取引は認められています。また、不動産会社は媒介契約締結後から7日以内に指定流通機構(レインズ)への登録が義務付けられ、依頼主への状況報告は2週間に1回と決められてい…