2017.7.3
半血兄弟
兄弟姉妹が相続人となる場合、その全ての兄弟姉妹は同順位での相続権を有します。父または母の一方のみを同じくするに過ぎない兄弟、いわゆる異父兄弟・異母兄弟(半血兄弟)も相続人です。 しかし半血兄弟は、父母ともに同一とする兄弟(全血兄弟)の相続分の1/2となります。 行政書士法人アシス…
2017.6.19
自賠責保険
自賠責保険は、交通事故による被害者を救済するため法律に基づき、すべての自動車に加入することが義務付けられている強制保険です。 したがって、原動機付自転車なども対象になっています。 自賠責保険で補償されるのは、交通事故などで他人を死亡させたり、ケガをさ せたりした「人身事故」の場合…
2017.5.29
法定相続情報証明制度
本日から法定相続情報証明制度が導入されました。 制度の概要は 相続人が被相続人の出生から死亡までの戸籍関係の書類と法定相続情報一覧図を提出し、登記官が 確認の上、認証文付きの法定相続情報一覧図の写しを交付することになります。 本制度のねらいは 法定相続情報一覧図の写しが、相続登記…
2017.5.22
公証人の出張について
公正証書を作成する際に利用される公証人役場に、体の調子や足が悪い等の理由でいけないために、公正証書作成を断念されている 方は、公証人の自宅や病院への出張制度の利用をおすすめします。 もちろん、出張により費用は加算されますが、作成していない不利益を考えれば、メリットが上回ると思いま…
2017.5.15
公正証書にすることができないもの
無効な法律行為や法令に違反するような内容については、公正証書にすることが出来ません。 また、未成年者や成年被後見人などの制限能力者が為した契約のような、取り消すことが出来る法律行為については、公正証書にすることが出来ません。(公証人法第26条) なお、印鑑証明書その他の書類で、本…
2017.5.8
過労死の労災認定(作業関連疾患)
過労死の労災認定について (作業関連疾患) 遺伝や生活習慣などによりその労働者に元々内在していた私病が業務起因で発症又は増悪した場合、過重な業務による心理的負荷から精神障害を発症した場合などが該当します。 最近、新聞紙上等を賑わしている「過労死」や「過労自殺」が作業関連疾患の典型…
2017.4.24
代襲相続
代襲相続 相続の開始以前に被相続人の子あるいは被相続人の兄弟姉妹が死亡、相続欠 格・廃除によって相続権を失った場合、その者の子が代わって相続します。 (民法887条2項本文・889条2項)。これを代襲相続といい、代襲相続する者を代襲 者、代襲相続される者を被代襲者といいます。 代…
2017.4.10
寄与分
寄与分とは 寄与分制度は、共同相続人間の公平をはかるために、 昭和55年に導入されたもので、昭和56年1月1日以後に相続が開始した遺産分割に適用されます。 寄与分を主張できるのは、相続人にかぎられ、内縁の妻や事実上の養子などは、どんなに貢献 していたとしても、自ら寄与分を主張する…
2017.3.27
終活
終活とは、平成21年に週刊朝日が造った言葉で、当初は葬儀や墓など人生の終焉に向けての事前準備のことでしたが、 現在では「人生のエンディングを考えることを通じて自分を見つめ、今をよりよく、自分らしく生きる活動」のことを言うらしいです。 言葉にすれば、もっともらしいですが、あまり考え…
2017.3.6
金融機関の凍結
相続手続きで、役所へ死亡届を出せば、金融機関等にも死亡連絡が回り、金融機関の出金や入金が自動的に凍結されると思われて、 勘違いされている方が案外多いことに驚かされることがあります。 個人情報の管理に関することが、これだけ厳しく言われている中で、役所から死亡連絡が民間の金融機関等に…