2016.5.16
相続税と所得税の手続 換価して遺産を分割した場合
相続財産の分割方法には、現物分割、代償分割、換価分割の方法があります。 現物分割とは、相続財産の現物を分割して相続する分割方法です。 代償分割とは、1人又は複数で相続財産の現物を相続し、他の相続人に対して現金などを代わりに渡す分割方法です。 換価分割とは、1人又は複数で相続財産の…
2016.5.9
贈与税の手続 生命保険の契約者を変更した場合
生命保険の契約について、契約者を変更した場合には、その変更後の契約者に対して贈与税の課税関係が発生する場合があります。 この場合、契約者を変更しただけでは、変更後の契約者に対して贈与税は課税されません。 変更後の契約者に贈与税が課税されるのは、変更後の契約者がその生命保険契約につ…
2016.5.1
相続税の手続 代償分割
相続財産の分割について、相続人のうちの1人が他の相続人に比べて多く財産を相続する場合や現物を分割して相続できないような財産を相続人の1人が相続し、その代わりに他の相続人に自身の財産(代償財産)を交付する遺産分割の方法を代償分割といいます。 この場合、代償財産である債務を代物弁済す…
2016.4.24
所得税の手続 源泉徴収票の追加変更
平成28年分から源泉徴収票の様式が変更になります。 大きな変更点は下記のとおりです。 1.給与所得者の個人番号欄の追加 2.控除対象配偶者の記載欄と個人番号欄の追加 3.控除対象扶養親族の記載欄と個人番号欄の追加 4.16歳未満の扶養親族の記載欄の追加、 5.給与支払者の個人番号…
2016.4.17
消費税の手続 高額特定資産を購入した場合
消費税の本則課税の対象である事業者が、平成28年4月1日以降に高額特定資産を購入した場合には、翌課税期間以降において、簡易課税制度や免税事業者制度の適用を受けるための要件に該当する場合であっても、その高額特定資産を購入した課税期間の初日から3年を経過する日までの課税期間については…
2016.4.10
相続税の手続 配当期待権
配当期待権とは、相続開始後に受取ると見込まれる予想配当金のうち、相続開始時に権利が確定している配当金のことをいいます。 従って、相続開始後に受取ると見込まれる予想配当金のうち、相続開始後に権利が確定する配当金については、相続財産には含まれません。 なお、配当期待権の評価額は、その…
2016.4.3
相続税の手続 相続人と法定相続人
相続税において、相続人と法定相続人という言葉が出てきます。 一見、同じ意味の言葉に思えますが、相続税の計算において、相続人と法定相続人は、それぞれ別の意味で使用されています。 ・相続人とは、故人(被相続人)の相続人をいい、相続放棄を行った場合には、その相続放棄を行った相続人は含ま…
2016.3.27
税金の手続 マイナンバー制度
平成28年1月1日から税金の手続きをする際には、その手続きに係る提出書類にマイナンバーの記載と次のようなマイナンバーの確認書類の提示又は添付が必要となります。 1.個人番号カードを持っている場合・・・・・個人番号カードの写し 2.個人番号カードを持っていない場合・・・・・①マイナ…
2016.3.20
相続税の手続 保険料が掛捨て契約の生命保険
相続税において、生命保険の契約者や保険料負担者が被相続人である場合には、その生命保険の契約については、相続税の対象となります。 生命保険の契約うち被保険者が被相続人である生命保険については、死亡保険金が相続財産とみなされます。 また、被保険者が被相続人以外の者である生命保険につい…
2016.3.13
相続税の手続 団体信用生命保険と住宅ローン
相続により被相続人が負担すべき債務については、相続税の計算上、不動産や預貯金などの正の財産から控除することができます。 負担すべき債務については、下記のようなものがあります。 ・被相続人が銀行等から借り入れていた住宅ローンや借入金の残債 ・被相続人が所有していた不動産に係る固定資…